使わない不動産について思うこと。

おはようございます。堺市東区の女性ファイナンシャルプランナーが経営する不動産会社「咲結ライフプランニング株式会社」です。

今、空き家問題が深刻になりつつあります。なぜなら、高齢化に伴い、高齢者がいくことができる施設がとても増えました。昔でいう老人ホーム以外にもサービス付き高齢者住宅、高齢者マンションなど多岐にわたります。そして、みんな自宅をおいていくようになりました。そして帰ってこない間、基本的に空き家になります。

家は住む人を失うと本当に朽ちていきます。やっぱり家も生きているんだと思います。

たとえば、二年間だけ転勤になったなど、帰ってくる予定があるのならば、その間だけ賃貸に出したり、定期的に帰ってこられるなら、売却しなくても良いと思います。

ただ、いつ帰るか分からないけど、とりあえずおいとくは、やめていただきたいと思います。先程書いたように本当に朽ちていくからです。そして、台風などの時に大きな被害が出ます。その被害が自分の敷地内だけで終わるのならば、そのままでも別に構わないと思います。ただ狭い日本。そんな広い敷地がないことがほとんどです。よく飛ぶのはベランダの波板でしょうか。結構な重さがあるので、人に当たれば大ケガです。そして、車や家にあたっても大きな傷がつくことでしょう。本当に危ないです。遠くにすんでるから、いま、住んでないから。では住まされません。所有者は損害賠償の義務を負います。払えますか?払うリスクいらないでしょう?
私はそう思います。

戻る予定のない空き家を賃貸にすることもオススメしません。なぜなら、借地借家法によって借主の権利が大きくなっているからです。先程のべた期間が決まっているものに関しては、定期借家というもので契約すれば、その年数がたてば戻ります。ただ普通の契約では戻りませんし、設備が壊れたら修復の義務も負います。そして、借りた家を大事に使う人もそんなにいません。痛みます。そして、客付け業者も相当な広告料を払わないと客付けしてくれません。管理費もとられます。相当な家賃を払ってもらえる立地ならメリットがありますが、ほとんどないのではないでしょうか。

空くのであれば、売る。それが一番です。家も次のかたと新しい生活を送ることができて幸せでしょう。長年住み慣れた家であるならば、そうしてあげることが、住んでいたかたにとっても、家にとっても一番幸せだと私は日々思い仕事をしています。
安全にくらす街って本当に大切です。

咲結ライフプランニング株式会社 オフィシャルサイト

初めまして。大阪府堺市美原区にて、女性ファイナンシャルプランナーが経営する珍しい不動産屋を開業いたしました。お気軽にご相談くださいませ。

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