こんにちは。堺市東区の女性ファイナンシャルプランナーが経営する不動産会社「咲結ライフプランニング株式会社」の川岸です。
以前の続きです。仮測量ってなんだ??
以前、確定測量のお話をしました。全ての接する点の方と調整するというアメージングな測量です(笑)
対義語が「仮測量」だと思います。確定測量の点が一つでも足りなかったら全部「仮測量」です。業界用語「かりそく」です。
仮測量は、よく使います。たとえば、境界が明確でない土地に対して、横と裏との点だけ取って、境界標を入れていく測量です。通常の売買ではこれが多いです。前面道路が公道だったら、市や府の担当者を呼んできて、彼らは来るだけでなんの権限もないので、点の位置は協議しますので、3ヶ月以上かかることもよくあるのです。なので、そういったところはしない。それが仮測量です。
仮測量で何ができないかというと、登記ができないのです。地積更生(正しい面積になおす)と分筆登記はできません。そして、地積測量図として法務局に登記ができませんので、法的効力がないような測量になりがちです。
ただ、費用が安いですし、分筆など必要なければ本当に十分です。
私が取り扱う物件は基本的に買主負担で買った後にしてね。と契約します。なぜなら、仮測量の費用も捻出できないからです。
都会の一等地であれば、もめるでしょうが、田舎は揉めません。(と思います)
いつでもご相談くださいませ。
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