こんにちは。堺市東区の女性ファイナンシャルプランナーが経営する不動産会社「咲結ライフプランニング株式会社」の川岸です。
今日は測量のお話です。
ググれば大体のことが出てくる便利な時代。と同時に誤った情報も多く驚きます。
特に不動産取引については、非日常な方が大多数なので余計かもしれません。
そんな中、よく「確定測量してください」と言われます。いやいや、なんで?と思いますが、確定測量していない土地は購入してはいけない!とあるようです。アンビリーバボー(笑)
そもそも確定測量とは何か?
字の如く、お互いの境界を確定して、線をつなげて、面積を確定して、登記する作業です。そして、本人以外と確定しても仕方ないので、必ず互いの印鑑証明(本人しか取得できない証明書の最高峰)を交わし、実印を押した境界確認書を作成していきます。はい。大変です。
そして、その点を確認するために法務局に備え付けられている公図を参照します。が、都会になればなるほど、豊臣秀吉時代の地図なので、間違っています。なので、その地図から修正しないといけないことも往々にあります。そして、周辺が個人ばかりでしたら良いのですが、公道に面していたら市の職員や場合によっては国の職員、水利組合など、ありとあらゆる方を動員しなくてはなりません。
なぜか。冒頭にお話したように全ての点を繋いで境界を作成せねばならないのです!前の道路が私道で所有者が30人いたら30人の確認が必要です(笑)
こんな大変なことをするのです。
対して確定測量が必要な場面は土地の面積を正確にする(地積公正)と、分筆(一つの土地を二つに分ける)、開発案件(大阪だと500平米以上の土地を利用しての宅地開発など)ときくらいです。
長くなったので仮測量は次回に〜。
ばぁ〜。いつかの息子。
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